
借金は消費者金融だけではありません。
- 友人間の借金について
- 友人間の借金における利子について
- 友人間での口約束
について紹介します。
友人間 借金
友人間での借金は、できればあまりしない方がいいでしょう。
金の切れ目が縁の切れ目とはよく言ったもので、下手をすると本当に友人を失うことになります。
とは言っても、友人からはお金を借り易いというのは事実です。
【口約束でお金を借りる】
口約束で簡単に借りれますし、借用書などを作成しなくても借りることができます。
しかし、貸す側からすると、あとから権利義務関係を明確にしておくためにも、借用書は作成しておいた方がいいです。
また、友人から借りれば利息を払わなくても済む場合が多いです。
消費者金融などから借りると、年に十数パーセント(18%程度)も利息がついたりしますが、友人間での融資なら利息はつけないで貸してくれる場合が多いです
BUT 、やはり友人から借金した場合でも、なにかしらの心付けはした方がいいでしょう。
親しき仲にも礼儀あり
親しき仲にも礼儀ありで、なにかお礼の品を送るなど、お金をかしてくれたことに対してお礼をするべきです。
友人関係というのは、
一見強固なようにみえますが、意外と脆いものです。
なにかの弾みで、あっという間に崩れさります。
とくに借金などは関係を崩壊させる原因ランキングの上位に入ります。
また、親しいがゆえに、いったん関係が崩れ去ったときは、暴力沙汰に及ぶなどの悲劇が起こる可能性もありますから十分な注意が必要です。
友人間の借金の金利について
友人関での借金は利息を取らないことの方が多いのですが、
別段これは法律でとってはいけないということになっているわけではありません。
借金の金利をどう設定するのかと言うことは友人関であっても違法にならない範囲で自由に決めることができますから、
双方が合意しているのであれば金利をつけて貸し付けることもできます。
出資法
違法となるのは金利が出資法において20%とされていますから、これを超えなければ一応は問題がないとされています。
ただ実際には友人間での借金であっても利息制限法の影響は受けることになりますから、貸し付ける額に応じて最大20%程度しか請求することは出来ないというのが一般的な見解であることに注意が必要です。
双方が納得した上で20%を超えている場合には問題ありませんが、
仮に借りた側が返済の時に利息制限法の基準を持ち出して裁判になったなどの場合には、特別な条件が課せられていたわけでもないかぎり利息制限法の方の金利が適用されることになります。
借用書
あと注意するべきと言えるのは、
利息を請求するのであれば必ず借用書は作っておくべきだというところでしょう。
個人的に渡す領収書の書き方
- 借りた年月日
- 誰から誰に
- 借金の額
- 返済期限
- 利息
- 一括か分割か
- 返済先口座
- 返すことができなかった場合はどうするか
- 実家・職場などの連絡先
などできるだけ細かく決めておきます。内容は、友達が納得できるものにすることです。
借金返済の方法に関しては、
それぞれのケースによって事情が大きく異なりますが、近年では個人的に友人に借金をする人が目立って増えています。
特に、領収書の書き方については、
しっかりと理解をすることにより、後々のトラブルの発生を最小限に抑えることができると言われています。
借用書と弁護士
借用書の書き方【見本テンプレートあり】はいろいろなところで紹介されています。
友人間であれば公正証書で作成する必要がありませんが、少しは頭に入れておく必要があるでしょう。
弁護士ドットコム:借金
借用書 金額に関して紹介されていました。
「借用書 金額」には、「・手渡しで渡されたお金で、その金額や借りた日時が曖昧な上、借用書も何もないお金は借金になるのですか?」「友達にお金貸してと言われて二万三万と貸してるうちに高額に[i:162]で借用書書いて貰ったけど日にちと金額と名前だけは本人が後は私が書いてるけど大丈夫でしょうか。」「自分の思っている金額と相手のいう金額が違い借用書などがない場合どうしたらいいのでしょうか?」などの質問や、「そのすぐ後に急に親に言われたからまとまったお金が欲しいと言われて私が今は無料ですと答ると、親や兄弟が家まで来て詐欺扱いされ、金額も借用書の金額よりはるかに上回って言われ、友人に聞くと親に返すお金が400万ぐらいあるらしくそれは私の借金とは別ですが、どうもそれも付け加えてあるのかなと思います。」「それには残りの金額に対しての借用書で、相手の名前、住所、印鑑ではなく拇印、毎月何日までにいくら払う、遅れた場合はプラス1万円と相手の手書きで書いてあります。」等の状況に巻き込まれている方の相談も見られます。契約・借用書分野に「借用書 金額」に関する相談が多く寄せられています。

借金総額・日時
領収書には、借金の総額や日時などをきちんと記載しておくことが何よりも重要です。
また、時には司法書士や弁護士をはじめとする専門家に相談をすることで、いざという時の対処をする際にももってこいとされます。
借金返済の大変さについては、
今や様々なところでピックアップされるようになっているため、少しでも興味を持っている場合には、体験談を定期的にチェックすることが望ましいと言えます。
借金返済に困っているときには、親族や友人などからのアドバイスを積極的に取り入れることも有効です。
これからも、借金返済のテクニックについて関心を持つ人がMoreover 増えるとみられています。
借金返済の領収書の書き方を紹介しました。
借用書に貸し付けた金額と互いの交渉の中で決まった利率を記載して印鑑を押せば借用書は作れますから、同じ内容のものを二通用意して借主と貸主がお互いに持つようにしてください。
とはいえ、こういったことはあくまでも可能であるという話であり、あまりおすすめできないことであるというのは事実です。
特にお金関係のことは友人間でも致命的なトラブルになることが多いですから、よほどのことがないかぎり利息は請求しない方が無難でしょう。
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