
借金 繰り上げ返済
借金返済における
- 繰り上げ返済とは
- 繰り上げ返済のメリット
- 繰り上げ返済の基礎知識
について紹介します。
カードローンなどを利用して借金をすると、そこには必ず利息というものが存在します。
ですから、借金をする場合には必ず金利の部分に注目して、カードローン会社を選ぶことがとても大切になります。
やはりトータルの支払額が増えれば増えるほど、返すことがしんどくなる傾向になりますので、負担はできるだけ減らすようにしたほうが安心です。
また、繰り上げ返済を行うことで、トータルの支払額を減らすこともできますので、これも負担を減らすための大変有効な手段ということができます。
約定返済日には、契約で決められた一定金額を返済する必要があるのですが、繰り上げ返済とはこれとは別に借金を返すことを指します。
繰り上げ返済のメリットはココにあります。
利息にも影響
この場合には、その返済額のほとんどが元本返済に充てられますので、その分元本が早く減り、それに伴い利息も減少するのです。
毎月の返済額を無理してしまいますと、何か急な出費が必要になった際にまた借りなければならなくなってしまうということも考えられます。
できれば毎月の返済額は余裕を持たせておき、余裕が出た際にその都度、繰り上げ返済するという方法が最も安全に借金を早く返す方法です。
数社から借り入れしている場合
複数の業者から借金をしているという人は、その返済に追われることになり、大きな負担を受けることになります。
繰り上げ返済どこではありません。
そこで、そのように複数の業者から借入れをしている人の効果的な借金返済方法というのがまず複数に分かれている借金をひとつの業者にまとめるという方法です。
そして、この際に金利の安い業者にまとめることによって金利の負担を少なくすることが出来るので、返済額も減るため借金返済をしやすくなるのです。
また、返済しやすくなる理由というのは金利の負担が減るだけでなく、返済日もそれまでは複数あったものをひとつにまとめることが出来るため、返済計画をたてやすくなるという利点があります。
借りている業者の数が増えれば増えるほどその分だけ返済日も増えますから、毎日のようにお金集め・借金の返済に追われるということになってしまいます。
このような状況では金額が少なくても返済に対する負担が大きくなってしまうため、ひとつの業者に借りかえることで返済日を固定することが出来返済の手間の負担も軽減できるのです。
遅延利率:繰り上げ借金返済どころか・・・
借金返済に関して基礎知識として覚えておきたいことは借金返済が遅れたときは遅延利率が適用されるということです。
お金を借りるときは利率がかかりますが、金利は2つの種類があり
- 1つは通常の借入利率
- もう1つは遅延利率
です。
借入利率とは金融会社が設定範囲を決めているので、審査によってどのくらいの利率が適用されるのかが決まります。
こうして決定した金利がお金を借りた時にかかってくるので、そこから利息が計算されます。
一方、遅延利率というのは最初からいくらの利率になっているのかが決まっています。
この利率は通常の借入利率の範囲の中でも最も高い利率か、それ以上の利率に設定されているので、借金返済が遅れたら自然と利息が高くなるという仕組みになっています。
ここをしっかりと抑えておかなければ安易に返済を遅らせますと無駄に高い利息を支払うことになるので、返済はしっかりと返済日に支払いを済ませることが何よりも大切な優先事項です。
本来は、繰り上げ返済で借金をスリムにしていきたいところですが、借金で首が回らなくなると、遅延損害金で更に深い悩みになります。
住宅ローンも一緒
繰り上げ返済は、住宅ローンでも同じことが言えます。
繰り上げ返済:一部繰上返済シミュレーション
利回りがたった”1%”違うだけでも、将来的に大きな差が生まれます。
例えば、3000万円のマンションの場合、
- 利回り6%の場合の家賃は15万円
- 利回り7%の場合の家賃は17.5万円
月2.5万円の差が生まれます。
返済の方法とコツ
誰でも簡単にできる借金返済の方法とコツ
借金返済をする際には、ちょっとしたコツがありますので、その方法を実行して賢く借金返済をしていくようにしてください。
まずは借金が少額の場合には、ボーナスなどの臨時収入が入った時に一気に返済をするようにしてください。
少額であっても生活費に余裕を持たせて毎月の支払を行っている方が多くいますが、これは良くありません。
借金は毎月利息の支払いもかかりますので、返済期間が長ければ長いほど、トータルの返済額も多くなってしまいます。
ですので返済ができる時に一気に返済をしてしまう方が、効率が良くなります。
借金の返済額が多い場合には、まず自分自身の収入や生活スタイルで借金の返済ができるのかを考えるようにしてください。
自分の収入や生活スタイルでも返済が可能だと判断ができれば、少額の時と同じように繰り上げ返済を行って行きましょう。
もしも出来ないと判断したなら、弁護士などに相談をして任意整理や個人再生、自己破産といった債務整理を進めていくようにしてください。
借金の悩みの1つは早く返済したいということでしょう。
繰り上げ返済を中心に、借金の返済方法・借金との向き合い方を紹介しました。